イラスト 流行 絵柄
イラストと流行りの絵柄の変遷
イラストの絵柄には流行りがある。
ネット上で1980年代、1990年代、2000年代、のような形でアニメの絵柄の変遷を並べた画像を目にする機会があったが、あれを見ると一目瞭然である。
1990年代は色使い、デザイン共にデフォルメの強いギラギラした派手な印象を受けるが、2000年代から最近にかけては、その反動か、ハイライトも控えめになるなど大人しめでややリアル寄りの造形をしている印象がある。
そして今になって1990年代に流行っていた絵柄を見ると、非常に古臭くて異端なものに見える。
つまり、言い換えると一時に激しく流行った絵柄には特有の特徴があるが、その分、流行り廃れたときにその特徴の強さが非常に鼻につくのである。
そういう意味では、あまり極端な特徴をもたない平均的なものが長く通用するようにも思えるが、それはそれで問題だ。
要するに、イラストとしての特徴が無さすぎると今度はそもそも目に留まらない。
なのでそこそこ時代の流れを汲んだ流行りの雰囲気にしつつも、埋もれないような絵柄を開発する必要があると言えるだろう。
長い時代を経て、これだけ多様なバリエーションが出てきた現代では、それを模索するのが非常に難しい。
アルバイトで雇われた描き手でさえも頭を常に悩ませる問題である。
キャラクターの作画で売り上げが変わる
イラストのキャラクターの作画の好みというのは年々変化している。場合によっては、 コミックマーケットの二次創作において東方見聞録という作品のイラストの作画はどんどん変化している。
キャラクターを同じであるが、まるで別の絵師が書いたかのように、同じ絵師が作画をかき分けているのだが、これは、2次創作で生計を立てているクリエイターにとっては死活問題であるため、自分の今まで帰ってきた作画の雰囲気を全部否定し、大きく流行りに乗っかかることで、利益を確保するというものは経営感覚の上では正しい。
しかしよく考えれば、技術にある程度の普遍性がなければ、気質とは言えないのではないだろうか。
きちんとした仕事ではなく一発や芸人のような感覚じゃないのかという疑問はあるが、 彼らにとってはイラストのような絵を描くことが人生のミッションでありそれは永遠に変わりない。
